2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
一問「被告が朴と相談の上金重漢に対して爆弾入手の事を頼んだのは皇太子殿下の御結婚期にそれを使用する考からであったとの前回の申立ては相違無いか」答「左様です」二問「被告等が金翰に対して爆弾の事を頼んだのも矢張り殿下の御結婚期を期して居たので…
秋水先生動向「数日前から歯科医に通って居られた先生、今日は殊に療治が荒かったので終日苦しまれる、然し痛いと口には出さないで『歯を治しておかないと演説ができないからなァ』
「古河君から印刷所が要領を得たとの便りがある。日頃の愁眉を初めて開かれた先生、徐に遽かに新聞を彼是れと引摺り出してァヽしやうか、かうしやうかと喜色満々」
『自由思想』創刊号 1909年6月刊「ぬき書き」管野須賀子 五月十日 上野から俥を飛ばして千駄木の友人を訪ふ、車上振返ると 書生風のお供が、矢張り俥で追駆けて来るのでウンザリした。
「きのうは、夕方土岐と会うはずになっていたものだから、安成と一緒に出掛けて読売へ行くと、そこへ荒川が来る、さらに四人で社を出ると、路で荒畑に会う。こう大勢になると、夕飯を食うのも大変だし、ともかくもとカフェ・ヴィアナヘはいる。いろんな話の…
「関西に輝く黒旗の光り」《関西黒旗連盟》『黒色青年』4号相続いて関西の同志は一人、二人と或る者は長い既決囚へ、或る者はギロチンへの尊い犠牲が払われて行った。そして密かに大衆的運動も、既に二、三年来『黒旗連盟』なる名称の下にその結束と画策と…
東京朝日新聞1925年7月5日 公判廷爆破の陰謀計画を述ぶ 福田大将そ撃に関連した大阪の爆弾事件公判<大阪電話> 福田大将を狙撃した東京の主義者と気脈を通じ大阪刑務所北区支所に収容されたギロチン社員を脱獄せしめる為北区支所及び裁判所の公判廷爆破の陰…
1927年5月1日。「5月1日、メーデーに際して、わが黒色青年連盟は時局支那問題に関するビラを東京全市に撒布した」 5月1日 琉球黒旗連盟≪事務所 琉球糸満町773城田方≫ 「5月1日、発会式を那覇公会堂に開催、集まる者千名近くの大盛況、出る弁士は何れも片…