2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
◇「枝川裁判終結(実質勝訴)」 記念シンポジウム◇ 21 世紀多民族共生社会とマイノリティの民族教育権 ──枝川裁判から今後の課題を展望する――「ぼくらの学校なくなるの?」──そんな子どもたちの悲痛な声が届いたのは、今か ら3年前のことであった。しかし20…
「親友中濱哲君に送る。 今日、大阪の裁判所から通知があつて、僕の小阪事件はこゝで審理する事になつたのを知つた。大阪に行けたら、君達に会ふことが出来たのだが、今はれも駄目になつて終つた。僕はもう君と会ふ事はあるまい。…どうか此の手紙を読んでく…
村木君に留守を頼んで 200 お副食物は村木君の大好きなショウガの這入っている福神漬である。村木君はこれが大好きで好く買って来た、これだと飯が余計食べられると言って子供のように喜んでいる、 和田君が一日の昼に来た 200 村木君と僕がと窓に 201 村木…
官憲による記述府下北豊島郡王子町所在王子演芸館に於て杉原正夫の主催に係る労働問題演説会に出席し居たるに下村の演説中社会主義を論難する如き口吻ありしかは大杉栄、久板卯之助、石井鉄治、吉田一、延島英一等数名は演壇に押寄せ延島の如きは演壇にあり…
大杉栄参加
中濱鐵の遺体引取に向かう。刑死した中濱鐵の遺体引取りに関して「遺言により布施弁護士は16日夜半遺体引き取りに赴いた」[17日付大阪朝日新聞]中浜哲
仮題、予価三千円 100頁 六月刊行 廣畑研二氏発掘「史料」トスキナア編集委員会刊行 80年間、埋もれていた中濱鐵の大阪控訴院陳述が今、あきらかになる 中濱鐵が「四日にわたつて供述した」「控訴審では陳述するものと思はれたが果して二十八日の公判では驚…
<参考>『黒色青年』紙より。『1926 5月初旬 《関西黒旗連盟》成立 「関西に輝く黒旗の光り」《関西黒旗連盟》 『黒色青年』4号 相続いて関西の同志は一人、二人と或る者は長い既決囚へ、或る者はギロチンへの尊い犠牲が払われて行った。そして密かに大衆…
大杉栄は<坂本の姉が心配している>として司法省に谷田監獄局長を訪ね、局長と典獄から二件の許可を得る。<書籍差入れを大杉が受持つ、坂本からの書信は交互に大杉栄と坂本の家族に発信する、大杉栄と坂本の家族も交互に発信する> 幸徳事件に関しては下記…
■我等の仲間とゴロゴロするやうになつてから、…中濱と僕とは違つてゐた。村…木君や新谷君は綺麗好きだつた。蛇窪の家なぞは、二人がゐる時はよく拭掃除してくれたものである。. …4.14 ■「畑の菜が雨でよく伸びた。みんな元気のいゝ花を付けてゐる。あれなら…
史料 朴烈の手紙と漢詩 朴烈の短歌とギロチン社古田大次郎 20世紀の証人 カール・米田 香具師と社会主義運動考ノート その四 日本の初期エスペラント運動と大杉栄らの活動2 大杉栄が求めたこと? 自由と非戦と 「故郷はインスピレーションなり」 大杉味噌で…
『中濱鐵 隠された大逆罪』購入をお願いします!!──アナキスト詩人 中濱鐵の詩作と公判陳述── 仮題、予価三千円 100頁 六月刊行 廣畑研二氏発掘「史料」トスキナア編集委員会刊行 80年間、埋もれていた中濱鐵の大阪控訴院陳述が今、あきらかになる中濱鐵が「…
■「監房にゐて一番不快に思はれる音響は扉を開ける時、錠──あの堅固な頑丈な錠を、ガチヤリとはづす音だ。その音は実に不快である。 ■「詩か歌がよめたら、如何にいゝかと思ふ。…」 ■「杉の木の間に閃いてゐる星がなつかしい。… ■「去年は、とうたう櫻の花を…
■「自分は、自分のやつた事が決つして一番正しい事だとは信じない。」 4.10 自分は運命を乗り切る事が出来なかった ■「啄木のいゝ歌が見つかつた。 東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」4.10 ■自分は今美はしい自然に接すると堪へがたい生の…
■『君はどう見ても、ロシア人以外には見えぬ男だよ。』■恵まれた運命! たしかにさうだ。僕はこれ迄秋に死ぬ事を望んでゐた。有島武郎は死ぬ前に一度秋の空を見たいと言つたさうだ。」4.9 ■<懺悔といふ事は、>4.9
新雑誌「ripresa リプレーザ」発刊にあたって 「一つの世界空間」が生じて後、「不均衡な一つの言葉世界」が生じてしまったと強く感じる。2006年夏、アメリカ〈帝国〉を後ろ盾に、イスラエルによるパレスチナで、そしてレバノンでの蛮行が、国家テロリズムで…