古田大次郎「獄中手記」1925年4月9日■<他人を嘲笑したり><「なまじか安心を得るよりか、いつ迄も思ひ悩んだ方がいゝと自分は思ふ。」

■『君はどう見ても、ロシア人以外には見えぬ男だよ。』■恵まれた運命! たしかにさうだ。僕はこれ迄秋に死ぬ事を望んでゐた。有島武郎は死ぬ前に一度秋の空を見たいと言つたさうだ。」4.9
■<懺悔といふ事は、>4.9