中西伊之助研究会第四回講座「金子文子と中西伊之助」レジメの一部

一 中西伊之助社会主義者アナキストたちとの関係
中西伊之助堺利彦
堺の中西評価として「赭土の中西君」を部分引用。労働運動指導者としての中
西への辛らつな評価の検討。小説家としてのデビューには期待している。

『労働運動』紙に掲載された市電争議関連の記事の再録。
 「平民大学」から「日本社会主義同盟」の結成と第二回大会までの役員等の
人脈、布留川桂の労働運動指導者への批判。日本社会主義同盟の機関誌『社会
主義』創刊号掲載。

  中西伊之助大杉栄、「労働運動社」 
中西伊之助中浜哲(アナキスト詩人・ギロチン社メンバー、非親和的な関係)
中西伊之助金子文子、朴烈
A 二人が関わった運動紙への中西の文章掲載 
B 中西の出獄歓迎会
C 二人が囚われた後、中西による獄中生活支援
中西伊之助金子文子・朴烈を結びつけたキー・パーソンは? 

二 金子文子
三 中西伊之助の立場 
死刑制度への批判
朝鮮へのまなざし
東京市内における住居の変遷
A 二二年 麻布区笄町(こうがいちょう)
B 二三年 下代々木山谷
C 二四年以降 淀橋町柏木