弁護士の新美隆さん死去 指紋押捺拒否問題で活動

2006年12月20日21時58分。新美 隆さん(にいみ・たかし=弁護士、島根大法科大学院教授)は20日、心不全で死去、59歳。葬儀は未定。戦中に強制連行された中国人が使役企業の鹿島を訴えた花岡事件裁判で00年、日中間の戦後補償裁判として初の和解に導いた。80年代に指紋押捺(おうなつ)拒否の先頭を切った在日韓国人韓宗碩(ハン・ジョンソク)さんを弁護した。 アサヒ・コムより転載。