2008-07-30から1日間の記事一覧

1925年7月30日 古田大次郎「獄中手記」より

「外へ運動に出た時、つくづく生きて居たいなと思ふ場合と、さうでなく、案外生に冷淡な場合と二つある。今日は何故か、大変、生きている歓びを感じた。…僕はいつまでもいつまでも、この美しい世界に生きていたくなつた。矢張り、僕は朝より夕方の方が好きだ…

1926年7月30日 布施辰治弁護士、栗原一男ら金子文子の遺骸発掘

「卅日午後三時四十五分赤羽発列車で同七時栃木町に着いた文子の同志 栗原一雄、古川時雄及び実母きく、布施弁護士、馬島医師等が前田支所 長に死体引取の交渉をしたが埒明かず同夜十時布施、栗原、古川の三氏 は自動車を宇都宮市に駆つて吉川同刑務所長に重…