1925年9月17日

古田大次郎『獄中手記』より。<附言>

未決中の乾燥記は、この第三十二冊で止めになる。これからのが本当の「死刑囚の獄中記」だ。 最初、この感想録は二十五冊位で終りになるだらうと思つてゐた。所が裁判の…