宇治市出身のプロレタリア作家・社会運動家中西伊之助について学ぶ

たびたびの案内ですが関西方面の方はご参加ください。


第4回中西伊之助講座 主催 中西伊之助研究会

■日時:2006年6月17日(土)午後1時〜5時半■資料代:500円
■場所:城南勤労福祉会館2階会議室
  近鉄奈良線伊勢田駅から西へ徒歩10分
  〒611-0043
  宇治市伊勢田町新中ノ荒21-8
  ■内容
(1)講座 亀田博さん「金子文子中西伊之助
(2)宇治市ウトロフィールドワーク

金子文子経歴
1903年、横浜生まれ
○両親が別居し本人も無籍のまま山梨の母親の実家で叔父家族に育てられる。
○1912年朝鮮の父方の親戚に引取られるも生活面で虐待を受ける。
○1919年山梨に戻され、翌年勉学のため東京に独りで出る。
○苦学の中、1922年朝鮮人社会主義者、朴烈を知る。
○思想研究会である黒濤会に加入。
○以後はアナキズムの立場で朴烈と共に活動。
○1923年、関東大震災後に保護検束という名目で警察に連行される。
入手も具体化していなかった爆弾の目的が、当時の皇太子が対象であったと認める。
○刑法73条(大逆罪)で朴烈と共に起訴され1926年3月、大審院は死刑を宣告。
無期懲役減刑されるも同年7月、刑務所にて自死