2006-10-31 1922年10月31日。大杉栄伊藤野枝宛「…きのう帰ると、留守に来た改造社からの使いがまた来る。12月号の論文を至急書いてくれというのだ。アルスからも叢書(アルス科学知識叢書)や『種の起源』を本年中に出したいと急いで来る。大英断をやって、この二週間ばかりの間に大仕事をしようと思ってきょうここ(鵠沼海岸の東屋)へやって来た。仕事の予定は、<自叙伝>12月号の後半と1月号。<論文>12月号(11月号には総連合についての、友愛会やボルのコンタンを書いたが、こんどはその理論の方をやる)<論文>1月号(マルクスとバ アナキズム運動史