1925年9月13日。古田大次郎「獄中手記」9.13 (日曜日) 

「死んでからも世の中の事を見る事が出来るような気がする。それも、遠い遠い所からだ、遠い遠い所から豆粒のように小さい人間や、玩具のような家などがチャンと見えるような気がする、死というものが不思議になってくる、解らなくなってくる…」