1925年5月19日。古田大次郎『獄中手記』より。

短歌二十一首、布施弁護士の話、大阪の事件は全部公開禁止、検事は富岡、河合、小西、小川、内田、茂野の六君に死刑求刑、「死ぬのは僕一人だけではなく、友人も一緒だと知ると、淋しい喜びを感ずる」243
千住の「三色の家」
(仲間との思いでの場所)
せめて名前だけでも、ハッキリ呼ばしてくれ。中濱君、河合君、小西君、小川君、内田君、茂野君、田中君、仲君、上野君、伊藤君、小西君、山田君、そして倉地君、和田君、新谷君、それから村木君。