竹中労著作刊行される。『聞書 庶民烈伝』上巻。

経堂、ジャズと酒の店で井家上隆幸さんと懇談。

三一書房サイト↓
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竹中労ファンの皆様、お待たせしました!『聞書 庶民烈伝』上巻 創価学会初代会長・牧口常三郎の空白とも言うべき生い立ちと事績の真実に迫り、「庶民」の側から明治・大正・昭和の日本を縦横に旅する、竹中労畢生のルポルタージュ、ついに刊行!6月25日発売。



牧口常三郎とその時代/竹中労著/定価2940円(本体価格2800円)/ ISBN978-4-380-07216-1

竹中労は終わらない」(朝日新聞 七月特集記事)――91年に死したあのルポライター竹中労による「幻の大著(聞き書きルポルタージュ)」が二分冊で蘇る!「創価学会」初代会長・牧口常三郎とその時代。牧口の 〝空白〟ともいうべき生い立ちと事績の真実に迫り、「庶民」の側から明治・大正・昭和の近現代史を縦横に旅する。
「信仰は闘争である、折伏とはすなわち勝負である、原点に戻らねばならない。戦時下不退転の信仰をつらぬき、壮絶な獄死を遂げた初代会長。その全生涯を克明にルポルタージュする長征に私は出立する。」(「まえがき」より)
解説/感想ふうに:暮尾淳
解題/「竹中労と「庶民」像、その貴き「しがなさ」:加々美光行」。A5上製、450p

メモ
序章「初原の風景」新潟県十日町市増田定子83年1月9日関口キヨノ和久井サダ松之山『黒谷村』坂口安吾牧口常三郎とその時代現在の信仰に生きる庶民の上にレリーフ創価学会人国記ではない松之山世阿弥安吾家からの脱出「母」なるものへの愛憎民衆の信仰無告の人々の魂のよりどころ第二章「戦火と漂白」直江津北川省一に聞く83年1月10日長岡市酒井四吉田辺奎三金子富子山田八重1月8日庶民はただの人である、その出自と履歴を問わず貧富すら問わない。経済概念でもなければ政治概念でもない。庶民はただ国家権力に対立する概念である。人はさまざまである。差別せず・差別されない。人の魂は自由であろうとする、支配されず・支配しない。長岡・十日町から出雲崎
第三章流離の系譜出雲崎北川氏の創価学会批判を載せたことへの読者一部の幹部からのクレーム、談話と著者の意見は別なのである「批評の自由を留保しつつ庶民信仰者と連帯しようとしているのである」細木辰栄の手記83年11月10日1871年6月6日牧口常三郎誕生幼名は常七対談牧口元美「発見の会」リーダー大牧口血はつながっていない