2006-04-02から1日間の記事一覧

田村隆一『ぼくの東京』1988年1月、徳間文庫刊行。(元本は1980年12月、双葉社刊)

岡本綺堂の「半七捕物帳」を手がかりとして江戸、東京を歩き、現代都市となった東京を愉しむ<東京論>。三話めが≪「熊の死骸」高輪≫ 以下は田村の引用を孫引き「引用」。岡本は1845年、弘化二年の正月二十四日の江戸の大火を題材に物語を創作。午後二時に青…