2007-07-02から1日間の記事一覧

古田大次郎「獄中手記」を1925年6月27日、28日、29日に遡りアップしました。6月の当該日付をごらんください。

1925年7月2日。古田大次郎「獄中手記」より。

快晴。 雨上がりの野道の朝の散歩。 矢張り、生きてゐれば生きてるだけの至純な楽しみはあるものだ。人生は決して絶望したものではない。… 宗教生活とは要するに、その人の真実の心を生かして行く生活、真実を求めて止まない心を、いつも自分の中に持つてゐ…