2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

1926年3月6日。中浜哲、大阪控訴院死刑判決となる。

中浜は裁判長に「私の上訴権は放棄」と告げる。

舎生取義 殺身成仁 安君一挙 天地皆震生をすてて義をとり 身をころして仁をなす 安君の一挙 天地みなふるう 神崎清によると、この「秋水題」と署名入りの漢詩 と安重根の写真を組み合わせた絵葉書の現物は明治学 院大学図書館・沖野岩三郎記念文庫に所蔵され…

『契、血に染む / 刀鋒1937』

1930年代、激動の上海― 地獄から這い上がった一人の死刑囚が、平凡な幸せを望む男の運命を血で染めていく…1930年代、戦争の足音が忍び寄る混沌とした上海。愛する家族を失った恨みを晴らし、天下を奪い返そうとする死刑囚に天賦の才能を見込まれた一人の平凡…

1926年3月1日。金子文子、朴烈、大審院第4回公判。弁論文子の最終陳述、朴烈はせず。