[情報]

大逆事件処刑九六年追悼集会 一月二九日日曜 午後一時から四時 参加費五〇〇円。

『ニュース』四五号が当日発行される。主催は大逆事件の真実をあきらかにする会」
 参加問合せは kameda@s2.ocv.ne.jp

管野須賀子「死出の道艸」より
廿三日 晴れ
<妹の墓の件>
…これとても死者の骸が煙と成り、又それそれ分解してもとの原子に帰った後に、霊魂独り止まって香華や供物を喜ぼうなどとは、元より思っても居ないのだから、考えて見れば随分馬鹿馬鹿しい話であるが、そこが多年の習慣の惰性とでもいうのか、只自分の心遣りの為にして居たのであった。
………
墓などはどうでもよい、焼いて粉にして吹き飛ばすなり、品川沖へ投げ込むなり、どうされてもよいのであるが、然しまさかそんな訳にも行くまいから同じ[埋められるの 末梢]形を残すのなら懐かしい妹の隣へ葬られたいのは山々であるが……
 参照[アナキズムアナキスト・活動と弾圧<大逆事件>管野須賀子「死出の道艸」
http://www.ocv.ne.jp/~kameda/kannosuga.html