『続わが文学半世紀』1920年12月10日「日本社会主義同盟」への加盟、「私の生活は変わった」「7月9日、堺利彦、山川均、山崎今朝弥、名前をつらねた勧誘状が送られてきた」「中央執行委員」「加藤一夫の自由人連盟に入る、中浜鉄と知り合いになる」22年9月末か10月鵠沼の家へ中浜鉄が来る、皇太を狙う組織を作る話

エロシェンコ那須温泉、和田久太郎、大杉栄の告別式、1924年1月10日、丹沢地震、中浜の朝鮮での爆弾の入手、173頁古田の笹塚来訪。一月も終わりに近い日、朝鮮から戻り東京駅についたばかり、江口と古田大次郎との会話「摂政の宮をやる話」
174頁「やりそこなうなんて? そんなこと絶対にない。ぼく自身、バクダンを抱いて自動車の下へとびこむんだから」
大阪での中浜のうわさ、公然と集会に登場、古田の計画3月10日の陸軍記念日(奉天大会戦を記念)、何も起こらない、192頁、5月のはじめ獄中の中浜から暗号の手紙が届く「手紙は日本紙の青い罫紙に、五号活字ぐらいな小さな字で、べた一めんに書いてある」、5月のなかごろ古田がまたひよっこりと姿を見せた。205,6頁倉地のダイナマイト入手の話。
225頁福田大将狙撃事件、堀口直江の死の話