2007-07-07 古田大次郎獄中手記より。1925年7月7日。 アナキズム文献 小雨、後曇り。 朝、十時。 囚人は働いてゐる、声を揃へて。 ヨーラコラ、ヨーラコラ。 その声に僕は、又去年の秋を思ひ出した。 矢張り死ぬ時は、この秋を選びたい。