メモ
アナキズム運動史の観点から平林たい子林芙美子1920年代前半の生き方を追って行くと二人とも、活動(運動)の方には引張られずに周辺に居て文学を目指しています。林芙美子が出会い「いい男」と『放浪記』で記述した萩原恭次郎は、文学と活動の領域で活躍します。
 整理した萩原の年譜です。
http://www.ocv.ne.jp/~kameda/hagiwara-chronicle.html
 また平林は1923年の夏のごく短い期間、金子文子や朴烈と出会っているのですが、震災後のそれぞれの「波乱」もあり再びの出会いは不可能となりました。
 一月の末に刊行されました古書店の情報誌『彷書月刊』掲載の文で短く平林が残した回想から引用してあります。
http://d.hatena.ne.jp/futei/20060126
 http://d.hatena.ne.jp/futei/20060125 この日には目次紹介
 残念ながら『著作集』をみる限り、28年の『婦人公論