1926年4月1日『労働運動』15号 

<秋田から> 和田久太郎 
<消息>高島三次君下獄、懲役2年 朴烈君の裁判 ギロチン社事件高裁判決
前年に続き、この26年も大きな事項が報告されている。金子文子・朴烈の大審院公判、中浜哲への死刑判決と続く。高島三次は『日本アナキズム運動人名事典』では高嶋三治と表記。1895年生まれ、10代後半に京都で、大杉栄ら労働運動社の仲間を知り1919年頃名古屋に移りテキ屋の桜井一家の知遇を得ると記述。
ギロチン社の活動を支援、朝鮮にて逮捕される。